テーマ8 ― 時間と空間の性質
「君達の生きている物理的な環境の『セッティング』、君達の知っている生活の物理的な側面の数々、それらは全て、見せかけの姿(カモフラージュ)だ」
脳は見せかけの型(パターン)だ。それはスペースを取り、時間の中に存在する。心はスペースを取らないし、その存在の根源は時間の中にはない。内的宇宙の世界もスペースを取らないし、その存在の根源も時間の中にはない。その一方で、君達の暮らす、見せかけの宇宙はスペースを取り、時間の中に存在する。脳は心ではない。そして、それ以上に、見せかけの宇宙は本物の根源的な宇宙ではないのだ。
君達の捉えている空間は満たされるべき「空の間」という全く誤った概念だ…。真の内的空間は、それとは逆で、活き活きとしたエネルギーであり、それ自体が生きている。その空間は自ら変形する能力を備え、生きるもの全てを形作る。そして、それは君達が慣れ親しみ、随分と非効率的に探求しようとしている見せかけの宇宙をも形作っているのだ。
私が話している、この根本的な宇宙は、強度、質、値の点において絶えず拡大している。君達の考える空間とは全く関係のない意味でだ。あらゆるカモフラージュの裏にある、この基本的な宇宙は、そもそも、君達が頭に思い描くような空間の中には存在しない。…空間が一つのカモフラージュなのだ。」
「何度も言うが、君達の考えているような意味での時間は存在しない」
「セスは語る」
「事実は、全ての「時間」が同時にあるということだ」
「個人的現実の本質」
「内的な宇宙は無数にある」
「セスは語る」
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